突然訪れる夫の「不倫問題」
あまりに突然すぎて青天の霹靂だと感じる方も多いようです。
当時妊娠の安定期に入り、やっと胎動を感じるようになって母親の実感が出てきた頃でした。
その日は夫に美味しいものを食べてもらいたくて、スーパーに買い出しに出かけていました。
その時にスーパーにいた男の子が可愛くて可愛くて。
産婦人科の先生にもお腹の子は男の子だと言われていたので、「あんな感じになるのかな?」と思いながら見ていました。
そして数時間後には不倫の証拠を見つけてしまい、さらにその2時間後には夫の離婚話が出たのです。
状況は違えど、不倫話が出るのはいつでも突然です。
そしてサレ妻は皆精神的におかしくなっていくのです。
最初は気が張っているので元気でいられますが、ボディーブローのようにじわじわと苦しんでいき、精神崩壊へと進んでいくのです。
今回ご紹介する記事は、『サレ妻のメンタル救済に必要な3つの対象とメンタルケアに必要な事について』ご紹介したいと思います。
不倫されると皆辛い気持ちになります。
でもよく分析すると、辛い気持ちだけでなく悲しい気持ちや憎い気持ちなど様々です。
また感情の矛先も、夫・不倫相手・自分で対処の仕方が違ってきます。
この記事では感情の対象を3つにまとめて、より具体的にして自分の気持ちに向き合ってもらいたいと思います。
この記事では、
- 不倫されて辛い
- どうしたらいいか分からない
- とにかく助けて
このようにパニックになり、気持ちの整理ができない人に特におすすめです。
最後まで読んでいただく事で、
- 自分がどうしたいのか
- 何に苦しんでいるのか
より明確になり、前に進むことができるでしょう。
私の経験も踏まえて、詳しくまとめていますので是非参考にしてください!
不倫によって人格が変わるほどの大きな3つの感情とは?

『不倫されると性格が変わります。』
私もサレ妻になり、自分にはこんなにも人を憎むほどの黒い気持ちがあるんだという事に気付きました。
信じていた人に別の相手がいたわけですから、狂って当然でしょう。
性格が変わるほどの感情の対象は大きく分けて3つになります。
- 夫
- 不倫相手
- 自分
それぞれ詳しく紹介していきますね。
不倫した夫への感情
妻を騙して他の女と平然と付き合っていたわけですから、夫への感情が爆発してもおかしくないでしょう。
夫への感情は悲しいものから辛いものまで様々です。
- 悲しい
- 憎い
- 気持ち悪い
- 懲らしめたい
- 仕返ししたい
- 戻りたい
- 理由が聞きたい
こんなところでしょうか。
女性は、夫に他に女がいる事実が一番プライドが傷つきます。
それぞれ感情によって対策は違うので、自分の気持ちはどれなのかチェックしておくといいですね。
不倫相手への感情
怒りの矛先が剥きやすい「不倫相手への感情」も穏やかではないでしょう。
不倫相手への感情をまとめてみました。
- 憎い
- 懲らしめたい
- 訴えたい
- 不倫をやめてほしい
- 反省してほしい
- 地獄に落ちてほしい
不倫相手に向けられる感情は「敵対心」です。
同じ同性として、負けたくない気持ちが強く感情に出る傾向にあります。
自分への感情
相手だけの感情ではありません。
おそらく自分への感情の処理が一番困難で辛いと思います。
「不倫された自分はダメな奴」というレッテルを無意識に貼ってしまい、自分の価値を下げてしまいます。
- 自分に価値がない
- 死にたい
- 憎い
- 悲しい
- 殺したい
- 破壊したい
- 地獄に落ちろ
自分への感情も夫への感情と同様で、悲しい~辛い気持ちや攻撃性の強いものまで様々です。
また妻の立場が危ういという事もあり、自分に自信をなくしがちです。
悪化すると鬱や引きこもりになる人も少なくありません。
たとえ離婚しても後遺症として残ってしまう可能性も高いのが特徴的です。
不倫された後の自分の心のケアは必須!感情の整理をするとやるべき事は見えてくる
サレ妻のメンタルのケアに必要なこと

自分が誰にどんな感情を持っているのか再確認できましたか?
信じていたパートナーの裏切りは、自分の身を切り裂かれるような辛い思いだと思います。
不倫される事は「心の殺人」とも呼ばれています。
不倫された心の傷はゆっくり修復してあげましょう。
かと言って時が過ぎて慣れるのを待つのには苦しすぎます。
ここではどうしたらサレ妻のメンタルを、少しでも和らげる事ができるのかご紹介したいと思います。
感情の波があるのは当たり前だと思う事
日本人の特徴として、感情を出しすぎない傾向にあります。
どんなに辛くても耐える事が美徳のようになっていて、サレ妻も感情を抑えがちです。
それでもどうしても抑えられない感情の波が出てきてしまいます。
でも責めすぎて2人の空気が悪くなるので、益々サレ妻はメンタルが苦しくなってしまうのです。
それでなくても、サレ妻は「夫が不倫したのは自分のせい」と自分を追い込むようになります。
感情の波が来るのは当たり前で、気持ちを抑えたり自分はダメだとか思わないでください。
客観的に自分の状況を把握する
サレ妻は先ほど述べたとおり、様々な感情を行ったり来たりします。
ある時は夫が憎かったり、別日には悲しくなったり。
また別日には自分が死にたくなったり、鬱気味になったりと感情ばかりで自分の置かれている状況が分からなくなります。
状況が分からなくなると、今回の不倫の問題が解決せず、ずっと苦しむ事になります。
辛い状況なのに客観的に考えるのも難しいでしょうし、不倫された事に真正面から向き合うのも辛いと思います。
しかし一番のメンタル回復に必要なのは『行動する事』なのです。
離婚する事や別居した方が良くなる事もよくあります。
少しずつでいいので、自分の状況を客観的に把握する事を忘れないでください。
まとめ

いかがでしたか?
『サレ妻のメンタル救済に必要な3つの対象とメンタルケアに必要な事について』まとめさせていただきました。
最後に確認しておきましょう。
不倫されると様々な感情から自分を見失いがち。
- 夫への感情
- 不倫相手への感情
- 自分への感情
を把握して、それぞれ対処していく。
不倫されるのは本当に地獄の苦しみです。
早く苦しみから逃れるためには、自分の本当の気持ちに向き合う事が大事ですよ。
サレ妻は被害者なのです。
しっかりと自分を労わることに全力を尽くしましょう。