もしかしたら夫は、自己愛性人格障害かもしれない・・・。
そう感じた時、「原因て何?」って思いますよね?
最近では、発達障害も広く知られてきていますが、自己愛性人格障害はちょっと違います。
いろんな研究がされて、今でも新しく分かってきていることもありますが、
自己愛性人格障害の原因は『家庭環境や親が原因』だと言われています。
一説には遺伝性もあると言われていますが、環境の要因も大きいと言われています。
もし、パートナーが自己愛の可能性がある方は今から子供の育児は考えたほうがいいかもしれません。
今回は、以下のような方に向けて記事を書きました。
- 夫が自己愛性人格障害っぽい方
- 子供を自己愛性人格障害にしたくない方
元夫の子供の頃の家庭環境も聞いて納得しました。
小さなお子様がいる方は是非参考にしてください。
Contents
自己愛性人格障害の原因は親!

親の育て方で子供の生きにくさを防ぐことができる。
それならいますぐ実行するべきですよね!
まずは自己愛性人格障害になる原因をまとめました。
自己愛性人格障害になるのはいくつか原因がある
親や環境の原因もありますが、元々の気質も関係しています。
以下は、自己愛性人格障害の原因になります。
- 生来の過度に敏感な気質
- 現実に立脚しない、バランスを欠いた過度の称賛
- 良い行動には過度の称賛、悪い行動には過度の批判が幼少期に加えられた
- 親、家族、仲間からの過剰な甘やかし、過大評価
- 並外れて優れた容姿、あるいは能力に対する大人からの称賛
- 幼少期の激しい心理的虐待
- 予測がつかず信頼に足らない親の養育
- 親自身の自尊心を満足させるための手段として評価された
出典:wikipedia
黄色のマーカーで色付けしたところは、親や家庭環境によるものです。
読んでいただくと分かると思いますが、過度の評価と過度の批判を受けていると自己愛性人格障害を発症する可能性があると言われています。
あとは放ったらかしも原因の一つです。
では具体的にどうしたらいいのかまとめてみました。
自己愛性人格障害にさせない育児
過度の評価も過度の批判もダメ。
放ったらかしもダメ。
ではどうしたらいいのか?
私は、「親の意見を言いすぎないようにして、見守る育児」
がいいのではないかと思います。
子供が偉いことをして褒めたくなったり、天才だ!と言いたくなると思いますが、あまり褒めすぎると「褒められるために行動する子になる」とも言われています。
見返りを求めるってことですね。
そんなこと言っても100%できないですし、怒りまくっちゃうこともあるし、感激のあまり褒めすぎることもあるでしょう。
大事なのは「過度にやりすぎないこと」
少しでも頭に入れておけば、それだけでも十分だと思います。
元夫の育った家庭環境が酷すぎた話

家庭環境って大事なんだって、今回の離婚のことでつくづく思いました。
元夫が自己愛性人格障害だろうと言われて色々調べた結果、過去の影響がかなり大きいと思いました。
子供の頃に母が亡くなり、その後まともな生活を送らなかった
元夫は小さい頃に母親を病気で亡くし、とても寂しい思いをしたそうです。
父親は仕事が忙しく、育児は全くの放置状態。
小学生にもなっていない幼少期に元夫の生活はかなり荒れていたそうです。
私が元夫から聞いた幼少期のエピソードが、
- 歯を全く磨かなくて虫歯だらけになった
- 毎日ご飯は冷凍食品
- お風呂掃除は年に1回←(!!)
- 夜遊びし放題
これは一部ですが、全く生活に規則というものがなく、何でもし放題に育っていました。
近くに祖父母がいましたが、祖父母も厳しい人ではなかったので、好き放題になっていたそうです。
運動会には父親も祖父母も誰も来ない
運動会は、親が応援に来てお昼は作ってもらったお弁当を食べて・・・という流れになっていますよね。
しかし元夫が子供の頃、運動会に誰も来てくれなかったそうです。
本当は祖母が来るはずだったそうですが、周りは親が来るのにおばあちゃんが来ることに同情されるようで「来るな!」と言ってしまったそうなのです。
そうしたら本当に誰も来ないで、
一人でコンビニ弁当を買って誰もいないところでこっそり食べていた・・・
と聞いたことがありました。
このエピソードは大人になっても父親に言っていました。
来なかったよな!と・・・。
よっぽど寂しかった思い出として残っているようです。
母親が亡くなって1年で再婚されそうになる
母親が亡くなって父は速攻で彼女を作り、亡くなって1年で再婚すると言われたそうです。
ちなみに元夫には姉がいましたが、姉は母親の連れ子でした。
姉からすれば母親の再婚した父の再婚には衝撃的だったそうです。
姉と元夫で再婚に猛反対し、結局再婚はしませんでしたが今でも付き合いは続いており、同居をしていた事もあったようです。
因みに元夫はこの彼女が大嫌いでした。
殺人が罰せられなければ、◯ろしたいまで言ってました。
そこまでの憎しみを持ってしまったのは、父への反発と彼女自身も母親になる努力をしなかったからだと思います。
また父親も、彼女に懐かない元夫に怒りをぶつける事も多かったそうです・・・。
父親は育児は放置しながら、子供に新しい生活を無理やり受け入れさせようとして、子供の気持ちに全く寄り添いませんでした。
学歴に何も口出さない結果、高校に行かなかった
実は元夫は中卒です・・・。
お金が無くて貧しくて行かなかったのではなく、行く気が無かったそうです。
父親も高校に行かないことに対して全く反対しなかったそうです。
高校に行くことが100%正解ではないですが、貧しいわけでもなく平成の生まれで高校に行かない人がいるのかと驚きました。
確かに元夫は中卒ながら夢もある程度成功し、事業をしています。
しかし、今後どうなるかなんて分かりません。
もし倒産し、どこか勤めに出るときに高校を出ていないと付ける仕事も限られてくるでしょう。
当たり前のように皆んな高校に進学するのに、行かせなかったのは親の責任もあると思います。
因みに父親は普通の人です。
あまり考えてなさそうなところはあります。
今でいう「毒親」に当てはまるかもしれませんね。
まとめ

いかがでしたか?
最後に確認しておきましょう。
自己愛性人格障害の原因は親!
- 自己愛性人格障害になるのはいくつか原因がある
- 自己愛性人格障害にさせない育児が必要
元夫の育った家庭環境が酷すぎた話
- 子供の頃に母が亡くなり、その後まともな生活を送らなかった
- 運動会に父親も祖父母も誰も来なかった
- 母親が亡くなって1年で父親に再婚されそうになる
- 学歴に何も口出さない結果、高校に行かなかった
最近は片親も珍しくありませんが、シングルマザーでもファザーでも皆んな一生懸命に子供に愛情持って育てています。
片親だから自己愛性人格障害になる!ということはないです。
しかし元夫の話を聞いて、育児って凄く大事なんだと痛感しました。
もし夫が自己愛性人格障害っぽい方は、子供の頃の話を聞くと可哀想なエピソードばかりなので聞いてみるといいかもしれませんね。