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夫婦関係が破綻して離婚する人もいれば、別居だけして離婚しない人もいますよね?
結婚歴が長い人だと、無理に離婚しない方も多いです。
私も離婚経験者ですが、手続きや子供のことやお金のことなどやることが多く、不安もたくさんありました。
この記事では、離婚と別居のどちらが得なのか実体験を元に詳しくまとめています。
特に気になると思われる
- 養育費
- 婚姻費用
- 子供のこと
- 精神面(自分の)
についてもまとめています。
今どちらにするか悩んでいる方も、きっと安心して決められると思います^^
Contents
離婚と別居どちらが得?【離婚が得になるケース】

離婚か別居か。
どちらが得なのかは人によって違います。
自分がどちらになるのか確認してみましょう!
離婚した方が得なケース1:恋愛や再婚したいと考えている人
- もう旦那とは夫婦関係ではいられないから、新しいパートナーが欲しい
- 再婚して子供が欲しい
婚姻関係を解消し、次の幸せを掴みたい!と思っている人は、別居ではなく離婚した方がいいです。
というのも、女性は離婚を経て再婚するには、ある程度の期間が必要になります。
例えば、年齢的に早く子供が欲しいから、再婚に向けてすぐにでも行動したい人は絶対に離婚した方が得だと言えます。
別居を選ぶと新しい出会いにブレーキがかかって身動きできませんし、仮に恋愛関係に発展した場合、別居中とはいえ不貞行為として慰謝料請求などされる可能性もあるからです。
「自分はどう生きていきたいのか?」をよく考えて、また恋愛したい場合は離婚を検討しましょう。
離婚した方が得なケース2:高額な慰謝料と財産分与でお金が欲しい人
相手の不貞で慰謝料請求する際に、離婚するかしないかで慰謝料の金額が変わります。
不倫する夫とはもう夫婦ではいたくないし、浮気相手にもなるべく多くの慰謝料を請求したいと思っているなら離婚した方が得です。
結婚歴が長く、財産分与できるものがたくさんあるほど、不貞で離婚したときに有利に離婚してすることができます。
新しい生活をするにはお金がかかります。
今後の人生を新しくスタートしたいなら、離婚してガッツリお金をいただいた方が得と言えますね!
離婚した方が得なケース3:精神的ストレスを解消したい人
夫婦関係が破綻しているのに、夫婦でいることほどストレスのかかるものはありません。
中には、同じ名字でいることさえストレスを感じ、縁を切りたいと思っている人もいるはず。
元夫や義父との信頼関係が破綻しているのに、まだあちらの戸籍に入っていた時は本当にストレスでした。
籍を抜いて、息子の籍も私に戻した時にスッキリ感は言葉では言い表せません(笑)
夫とは縁を切りたい!前の名字に戻したい!と考えている方は、離婚した方が得ですよ。
離婚した方が得なケースのまとめ
離婚した方が得なケースをまとめると以下のようになります。
配偶者や、義両親と縁を切って新しい人生を始めたいと強く願う人は、離婚した方が得!
離婚か別居で悩んだ場合、年齢の若い人ほど離婚を選択することが多いようです。
- また恋愛したい
- 再婚したい
- 子供が欲しい
以上のような人はおすすめします。
離婚して後悔はないのか?
新しく人生やり直したい!と思っても、簡単には選択できないですよね。
離婚して後悔したら・・・と悩む方も多いはず。
ちなみに、私は離婚して後悔していません(笑)
子供を持ち、家族としてやっていくと考えたら元夫は無理だったと思うからです。
特に女性は離婚に後悔する率が低いと言うデータも出ています。
https://sare-hospital.com/divorce/1225
でも万が一後悔する可能性も0ではないので、夫婦としてはもちろん、家族として協力してやっていけるのかもよく考えた上で決断した方がいいと思います。
離婚と別居どちらが得?【別居が得になるケース】

続いて別居した方が得になる人のケースです。
どちらかというと、結婚歴が長い人が当てはまると思います。
別居した方が得なケース1:とりあえず冷却期間をおきたい人
子供や仕事等の事情からすぐに離婚を決断できない場合に、冷却期間をおきたい人はとりあえず別居の方が得になります。
離婚を決断すると後には引けませんし、復縁したいと思ってもかなりハードルは高くなります。
ただ別居してしまうと、かなりの高確率で離婚に至る可能性があります。
とりあえず一時的に別居したい場合には、夫とよく相談し期間限定で別居する事をオススメします。

別居した方が得なケース2:離婚後の手続きが面倒な人
離婚の手続きはさほど難しくありません。
離婚届にサインして提出すれば離婚成立です。
しかし問題なのは離婚後。
旧姓に戻す場合は、手続きがなかり面倒でした。
私は早く旧姓に戻したかったので、戻った時は嬉しかったのですが、全てのものを旧姓に戻すのには相当時間がかかりました(戻ってないのもおそらくあります)
変更の手続きがあまりにも面倒で、もう二度と結婚したくないなと思ったほどです。
特に結婚歴が長くなると
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 保険
- 電話の名義
- 車の名義
等、名前を変えなくてはいけないものが増えていきます。
変更手続きが面倒なために旧姓に戻さず離婚する人もいる位なので、急ぐ必要のない人はとあえずそのままでも支障はありません。
別居した方が得なケース3:扶養に入っていたい場合
専業主婦やパートをして収入が少なく、旦那さんの扶養に入っていた場合はすぐ離婚することは避けるべきです。
離婚をして配偶者の扶養から外れ、扶養に入っているために受けられていた制度が受けられなくなってしまうからです。
夫婦は別居しても夫婦でいる限り、同じ生活水準を保つべきと定められています。
そのため、夫が働いて妻が専業主婦な場合は、別居してても夫が妻に生活費を支払うべきとしているのです。
この金額を婚姻費用(別名「コンピ」とか言われます)と言われています。
専業主婦やパートで生活が安定しない場合は、ある程度落ち着くまでは別居にして生活が成り立ちそうになったら離婚を考えた方が得です。
別居を検討している方は、こちらが参考になると思います。
https://sare-hospital.com/separation/2198
別居した方が得なケース4:世間の目が気になる場合
どんな理由でも離婚は離婚。
相手が悪くても出産前や結婚してすぐに離婚するのは、世間もあなたをよく見ないでしょう。
世間の目が気になるからすぐに離婚はできないと思うなら、気持ちが固まるまで別居をおすすめします。
別居した方が得なケースのまとめ
離婚した方が得なケースをまとめると以下のようになります。
- 離婚による手続きが面倒
- 専業主婦orパートで経済的に不安
- とりあえず冷静になってよく考えたい
- 世間の目が気になる
以上のように、すぐに決断できないという人は別居の方が得!
精神的にストレスになる夫と離れ、婚姻費用の請求もすれば生活にもほぼ困ることがないので最高!と言いたいですが、デメリットもあります。
別居すると離婚になる可能性が高いので、よく考えた上で決断してくださいね!
別居をして後悔はないのか?
私の体験談ですが、別居してストレスが無くなり、よく眠れるようになりました。
実家にいたので、両親もいて安心したのもあると思います。
ただ、別居すると夫との距離は確実に開いていくので、家を出る際にはどうなっても受け止められる覚悟が必要です。
別居中に何を考えていたのかもまとめました。

婚姻費用と養育費の面で離婚と別居はどちらが得?

- 婚姻費用・・・婚姻関係にある夫婦が同じ生活水準になるよう収入の多い方が支払う生活費(別居)
- 養育費・・・子供が貧困に陥ることのないよう養育するための費用(離婚)
婚姻費用と養育費は全くの別物です。
婚姻費用はあまり聞いたことのないものだと思うので、分からない人も多いはず。
そこで詳しくまとめて、どちらが得なのかを解説していきます。
婚姻費用をもらう別居の方が得
結論から言いますと、婚姻費用をもらう別居の方が得です。
婚姻費用とは先ほども説明した通り、夫婦ともに同じ生活水準を保つために、夫婦どちらか収入が多い方が少ない方に生活費を援助する費用です。
この婚姻費用には養育費も含まれており、
生活費+養育費=婚姻費用
となっているのです。
婚姻費用は離婚したら払う必要はなくなります。
一方で、養育費は子供が安定した生活を送るための費用なので、子供のためのお金になります。
過去の婚姻費用は請求できない
この婚姻費用は誰でも貰う権利はあるのですが、自動的に貰うことができるわけではなく、請求しない限り貰えません。
相手に連絡して貰うこともできますが、まず支払われないでしょう(駄々をこねられて)
その場合は、相手に支払わせるための『婚姻費用分担請求調停』を申し立て、請求することも可能です。
お互いの収入が分かるもの(源泉徴収など)を提出し、事前に定められた相場で金額が決まります。
また、婚姻費用には注意点があり、過去の婚姻費用は基本的に遡って貰うことはできません。
そのため、別居したら少しでも早く、調停の申し立てをするべきです。
過去に婚姻費用の請求についてまとめた記事もあるので参考にしてください。
https://sare-hospital.com/separation/2198
離婚か別居、子供の影響も気になる!

離婚と別居どちらが得なのかも気になりますが、子供の影響も無視できませんね!
子供にはどんなことが起こるのかもまとめてみました。
別居で子供に起こる影響
子供の年齢にもよりますが、突然住んでいた家を離れて父親とも別に暮らすことを望む子供はいません(DVを除く)
突然別居をすることで、
- ストレスを溜め込む
- 精神的に不安定になる
- 体調不良になる
など一時的に不安定な状態になります。
離婚・別居で子供のストレスは全くなし!なんてことはありませんので、しっかり寄り添ってあげることが大切です。
離婚で子供に起こる影響
年齢にもよりますが、別居も離婚も影響はさほど変わりないと思います。
小学校に上がった子なら違いも分かると思いますので、離婚のショックは避けられません。
また旧姓に戻ることで、友達に何か言われたり、本人も落ち込むこともあるでしょう。
別居でも離婚でも子供に起こる影響は必ずあります。
なるべくショックを和らげるためにも、親としてできることをしていきましょう。
離婚・別居で子供にできること
離婚・別居しても子供にできることはたくさんあります。
- 離れて暮らしても親には変わりないと伝える
- 別居した親の悪口を言わないようにする
- 別居することを正直に話す
- 子供に、あなたは悪くないと伝える
両親が別れてもお互い子供のことを愛しているということ。
そして話せる範囲できちんと説明すること。
いくら頑張っても、子供の心が傷着くのは避けられません。
落ち込んだ気持ちを回復させるのは時間がかかりますが、なるべく寄り添ってあげましょう。
離婚と別居どちらが得?のまとめ

いかがでしたか?
結論として、離婚を選ぶというのは子供にとっても経済的にもかなりの覚悟が必要です。
それでも子供にとっても自分にとっても離婚した方が良いなら、その決断は間違いはありません。
今回の内容が少しでも参考になれれば幸いです( ^ω^ )