夫婦関係が破綻して離婚する人もいれば、別居だけして離婚しない人もいますよね?
結婚歴が長い人だと、無理に離婚しない方人も多いです。
また30代では一番離婚率が高い(別居ののち)と言われています。
今日は、
『離婚と別居どっちがお得なのか?』
について解説していきます。
他にも、
- 子供の有無
- 婚姻費用
- 養育費
についても離婚と別居のどちらが良いのか比較しています。
離婚か別居か悩んでいる方は、参考になるかと思います。
是非最後まで読んでってくださいね( ^ω^ )
Contents
離婚と別居どちらが得?【離婚が得になる人】

離婚か別居か。
どちらが得なのかは人によって違います。
自分がどちらになるのか確認してみましょう!
1、恋愛や再婚したいと考えている人
- もう旦那とは夫婦関係ではいられないから、新しいパートナーが欲しい
- 再婚して子供が欲しい
婚姻関係を解消し、次の幸せを掴みたい!と思っている人は、別居ではなく離婚した方がいいです。
というのも、女性は離婚を経て再婚するには、ある程度の期間が必要になります。
例えば、年齢的に早く子供が欲しいから、再婚に向けてすぐにでも行動したい人は絶対に離婚した方が得だと言えます。
別居を選ぶと新しい出会いにブレーキがかかって身動きできないので、もう旦那とは無理って方は離婚した方が得になりますよ!
2、高額な慰謝料と財産分与でお金が欲しい人
相手の不貞で慰謝料請求する際に、離婚するかしないかで慰謝料の金額が変わります。
不倫する夫とはもう夫婦ではいたくないし、浮気相手にもなるべく多くの慰謝料を請求したいと思っているなら離婚した方が得です。
結婚歴が長く、財産分与できるものがたくさんあるほど、不貞で離婚したときに有利に離婚してすることができます。
新しい生活をするにはお金がかかります。
離婚してスッキリしたいなら、離婚してガッツリお金をいただいた方が得と言えますね!
3、精神的ストレスを解消したい人
夫婦関係が悪化し、修復不可能な人は婚姻が継続しているだけで大変なストレスになります。
中にはお金もいらないから、とにかく離婚して縁を切りたい!って女性もたくさんいます。
離婚後の新しい生活にはお金がかかりますが、離婚することで精神的ストレスはかなり解消されます。
縁を切って新しい人生を1日も早く進みたい人は離婚した方が得になりますよ。
離婚と別居どちらが得?【別居が得になる人】

続いて別居した方が得になる人のケースです。
どちらかというと、結婚歴が長い人が当てはまると思います。
1、とりあえず冷却期間をおきたい人
子供や仕事等の事情からすぐに離婚を決断できない場合に、冷却期間をおきたい人はとりあえず別居の方が得になります。
離婚を決断すると後には引けませんし、復縁したいと思ってもかなりハードルは高くなります。
ただ別居してしまうと、かなりの高確率で離婚に至る可能性があります。
とりあえず一時的に別居したい場合には、夫とよく相談し期間限定で別居する事をオススメします。

2、離婚後の手続きが面倒な人
離婚の手続きはさほど難しくありません。
離婚届にサインして提出すれば離婚成立です。
しかし問題なのは離婚後。
旧姓に戻す場合は手続きがなかり面倒になります。
私は早く旧姓に戻したかったので、戻った時は嬉しかったのですが、全てのものを旧姓に戻すのには相当時間がかかりました(戻ってないのもおそらくあります)
変更の手続きがあまりにも面倒で、もう二度と結婚したくないなと思ったほどです。
特に結婚歴が長くなると
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 保険
- 電話の名義
- 車の名義
等、名前を変えなくてはいけないものが増えていきます。
変更手続きが面倒なために旧姓に戻さず離婚する人もいる位なので、急ぐ必要のない人はとあえずそのままでも支障はありません。
3、扶養に入っていたい場合
専業主婦やパートをして収入が少なく、旦那さんの扶養に入っていた場合はすぐ離婚することは避けるべきです。
離婚をして配偶者の扶養から外れ、扶養に入っているために受けられていた制度が受けられなくなってしまうからです。
夫婦は別居しても夫婦でいる限り、同じ生活水準を保つべきと定められています。
そのため、夫が働いて妻が専業主婦な場合は、別居してても夫が妻に生活費を支払うべきとしているのです。
この金額を婚姻費用(別名「コンピ」とか言われます)と言われています。
専業主婦やパートで生活が安定しない場合は、ある程度落ち着くまでは別居にして生活が成り立ちそうになったら離婚を考えた方が得です。
婚姻費用と養育費だとどちらが得なの?

婚姻費用の話が出てきたので、婚姻費用と養育費だと、どちらを貰う方が得なのかについても解説していきたいと思います。
婚姻費用をもらう別居の方が得
婚姻費用と養育費なら婚姻費用をもらう別居の方が得です。
婚姻費用とは先ほども説明した通り、夫婦ともに同じ生活水準を保つために、夫婦どちらか収入が多い方が少ない方に生活費を援助する費用です。
この婚姻費用には養育費も含まれており、
生活費+養育費=婚姻費用
となっているのです。
この婚姻費用は離婚したら払う必要はなくなります。
一方で、養育費は子供が安定した生活を送るための費用なので、子供のためのお金になります。
過去の婚姻費用は請求できない
ちなみにこの婚姻費用は自動的に貰うことができるわけではなく、請求しない限り貰えません。
相手に支払わせるための『婚姻費用分担請求調停』を申し立て、請求することも可能です。
お互いの収入が分かるもの(源泉徴収など)を提出し、事前に定められた相場で金額が決まります。
また、過去の婚姻費用は基本的に遡って貰うことはできません。
そのため、別居したら少しでも早く、調停の申し立てをするべきです。
過去に婚姻費用の請求についてまとめた記事もあるので参考にしてください。

離婚か別居、子供の影響も気になる!

離婚と別居どちらが得なのかも気になりますが、子供の影響も無視できませんね!
子供にはどんなことが起こるのかもまとめてみました。
別居で子供に起こる影響
子供の年齢にもよりますが、突然住んでいた家を離れて父親とも別に暮らすことを望む子供はいません(DVを除く)
突然別居をすることで、
- ストレスを溜め込む
- 精神的に不安定になる
- 体調不良になる
など一時的に不安定な状態になります。
離婚・別居で子供のストレスは全くなし!なんてことはありませんので、しっかり寄り添ってあげることが大切です。
離婚で子供に起こる影響
年齢にもよりますが、別居も離婚も影響はさほど変わりないと思います。
小学校に上がった子なら違いも分かると思いますので、離婚のショックは避けられません。
また旧姓に戻ることで、友達に何か言われたり、本人も落ち込むこともあるでしょう。
別居でも離婚でも子供に起こる影響は必ずあります。
なるべくショックを和らげるためにも、親としてできることをしていきましょう。
離婚・別居で子供にできること
離婚・別居しても子供にできることはたくさんあります。
- 離れて暮らしても親には変わりないと伝える
- 別居した親の悪口を言わないようにする
- 別居することを正直に話す
- 子供に、あなたは悪くないと伝える
両親が別れてもお互い子供のことを愛しているということ。
そして話せる範囲できちんと説明すること。
いくら頑張っても子供の心の傷になるのは避けられません。
落ち込んだ気持ちを回復させるのは時間がかかりますが、なるべく寄り添ってあげてください。
まとめ

いかがでしたか?
最後に確認しておきましょう!
離婚と別居どちらが得?【離婚が得になる人】
- 1、恋愛や再婚したいと考えている人
- 2、高額な慰謝料と財産分与でお金が欲しい人
- 3、精神的ストレスを解消したい人
離婚と別居どちらが得?【別居が得になる人】
- 1、とりあえず冷却期間をおきたい人
- 2、離婚後の手続きが面倒な人
- 3、扶養に入っていたい場合
婚姻費用と養育費だとどちらが得なの?
- 婚姻費用をもらう別居の方が得
- 過去の婚姻費用は請求できない
離婚か別居、子供の影響も気になる!
- 別居で子供に起こる影響は精神的なストレス
- 離婚で子供に起こる影響は分かる歳では大きなストレス
- 離婚・別居で子供にできることは「寄り添うこと」
結論として、離婚を選ぶというのは子供にとっても経済的にもかなりの覚悟が必要です。
それでも子供にとっても自分にとっても離婚した方が良いなら、その決断は間違いはありません。
今回の内容が少しでも参考になれれば幸いです( ^ω^ )
今後もタメになる情報をお届けしたいと思います!
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https://sare-hospital.com/furin-hakkaku