自分の人生の中に、『不倫される』なんて誰も予想しませんよね?
自分は真面目に夫を愛し生きてきたのに、なんでこんなに辛い目に合わなきゃいけないのか。
自分の人生を憎むこともあるでしょう。
私も不倫される意味についてずっと考えていましたが、最近少しずつ自分なりの答えが出てきた気がします。
今回は久々のインタビュー記事を書かせていただきました。
サレ妻になり、弁護士も入れて戦い離婚して現在は、
再婚して離婚カウンセラーとして活躍する「木村祐美子さん」です!
これから離婚を考えている方にはとっても参考になるお話をたくさんさせていただきました。
かなり長くなりますので、何記事かに分けて紹介したいと思います。
今回紹介する内容は、
- 不倫していることがなぜ分かったのか
- 離婚の決め手は何だったのか
- 再構築について考えていたか
- 辛かった時に救いになったのは何か
このような事を聞きたい!と言う方に特にオススメの内容になっています。
木村さんにはかなり具体的にお話いただきましたので、是非最後まで読んでくださいね!
Contents
不倫の発覚と離婚の決め手

残酷なことに・・・サレ妻は急になります。
それまでの予兆はあれど、誰もまさか夫が不倫しているとは思わないもの。
一体木村さんはどんな流れで不倫が発覚したのでしょうか。
詳しく伺ってみました!
なぜ不倫が分かったのか
詳しくインタビューさせていただき感謝しています!
木村さんはどんな流れで不倫が発覚したのですか?
「大阪支社から来ているVIPの接待していたんだけれど、新幹線の終電を逃してしまったので、ホテルの手配や明日朝イチの新幹線の手配をしていたら、こんな時間になってしまった。もう遅いのでタクシーで帰る。」
との連絡があり、『VIP』という言葉に違和感を覚え、嫌ぁ~な予感がしたのが最初でしょうか…
すごい!
聞いてるだけだと違和感はないですが、毎日一緒にいる木村さんからしたらおかしいと思ったわけですね!
冗談で
「やだーありがとー!もしかして不倫してて罪滅ぼしのつもり?(笑)」
と言ったら、表情が固まったので、確定しました。
す、すごい!
元旦那さんも正直ですね( ;∀;)
その後、以前は私の歩調に合わせてくれていたのに、歩く速度が変わってしまいました。
手を繋いで歩いていても、私を引きずるように歩くようになったことで、私への気持ちの変化を感じ、不倫を疑うようになりました。
後はお決まりのコースで、彼の携帯を見たら「〇〇愛してるよ」「私も」と言った愛人とのやり取りを見て、彼が不倫をしていることを知ったのです。
絶対バレるんだから止めたらいいのにって思います
離婚の決め手は何だったのか
不倫していることが分かっても簡単な気持ちで結婚したわけじゃないですし、すぐに離婚はできないですよね。
それでも離婚を決めたのはなぜですか?
財布の中から、消費者金融の借金をしている明細が出てきたことが、最大の離婚の決め手になりました。
ですが、女子高生の制服(多分30着以上!)を見たときに、性犯罪を起されて、私だけでなく私の身内まで犯罪者の親戚にしてはならない!と思いました。
私とは完全にセックスレスでしたし、これらの制服を外に持ち出した形跡が一切なかったのです。
ブルセラ・・・懐かしい。
外に持ち出した形跡がないってことは、自分で着るとかですかねぇ。
出張の支度は全て私がして、出かける時に玄関先で渡していましたし、帰宅後もその荷物を玄関先で受け取るのも私。
それ以外のカバンに衣服が入るような余地は一切なく、例えば駅のコインロッカーに預けているのでは?ということも考えましたが、どんなに注意深く見ても、彼が制服を家から持ち出したり、持ち帰ったりできるとは思えない状況だったのです。
性犯罪予備軍という言葉が頭をよぎりましたし、単純に気持ち悪かったです。
すごく分かります。
私も過去に元彼でロリコンだった人がいましたが、ロリコン系の本を見つけた時は固まりましたもん(笑)
また、夫婦合わせて年収1,400万もあったのに、消費者金融に手を出していたことが、本当に怖かったです。
その時点では50万という少額ではあったものの、
いつ自分が連帯責任者にされ、身に覚えのない借金を背負わされるのではないか?
というのが恐怖でしかありませんでした。
夫婦って信用とか信頼で保ってますからね。
いきなり知らなかった夫の本性を知ってしまって、信用できなくなる気持ちは分かります。
再構築の迷いと辛い時に救われたこと

離婚理由は人によって様々ですが、木村さんの場合は理由が多すぎます・・・。
かなり裏のあった元旦那さんでしたが、再構築や辛かった時に救いになったことを伺いました。
再構築は考えなかった?
もちろん考えました。
再構築を前提にまずは夫の実家に行き、夫が不倫をしていることを家族で話し合ったのですが、
「すでに終わったことだ!」
と自分の母に対して殴りかかる夫と、その様子をただ見ているだけの義父を見て、再構築に対する意識が薄れたというのがあります。
続けられるものなら続けたいという夫の気持ちを見てしまいました。
事態がよく分かってないのですね・・・。
裏切られた気持ちになりますね。
あくまでも家事を行い家督を守る「正妻」
という役割を私に課して、性生活や愛情といった男と女の関係は別の女にその役を与えるという、彼の価値観が見えてきました。
すごく分かります。
何だか人を馬鹿にしていますね。
本当に「正妻」と「側室」という感じで、それを取り仕切れる俺ってできる男と思っていたことと思います。
私が求めているのは、そんな関係ではありません。
死が二人を分かつまで背中を預け合える関係はこの人ではないと思い至りました。
再構築は同じ目標に向かっていかないと上手くはいきませんね。
元々不倫を簡単にできる人が、心から反省してやり直そうと思うのは難しいのかもしれませんね・・・。
辛い時に救われたのはやっぱり・・・
好きで結婚した夫に裏切られていた事実を受け入れるのって相当大変ですよね・・・。
辛かった時、救われたのは何でしたか?
やはり、家族と友人の存在です。
家族と友人がいたからこそ、死ぬという選択肢を除外できたと思っています。
夜中、無意識に台所で包丁を手首にあてていて、ハッと気づくことが数回ありましたが、私が死んだら悲しむ人がいるというのを支えにしていました。
私の父は和を重んじ、恩も仇も倍返しという性格の人です。
その父を中心に、私の離婚に際しては家族一丸となって取り組んでくれました。
引っ越し先を探すために車を出して運転手役をやってくれた弟はもちろん、引っ越しは家族総出で行いました。
弁護士に正式に依頼する時には、おぼつかない足取りの私を途中で倒れては危険だからと、父が付き添ってくれました。
実家で静養していた際に、時間をとって私の実家まで訪ねて来てくれた友人。
実家まで来れずとも、電話やメールで励ましてくれた友人。
皆、「あなたが思うようにすればいい。今何がしたい?したいことがあるなら付き合うよ!」と口々に言ってくれました。
職場の同僚にも恵まれました。
休職中の私に、フルーツの盛り合わせが届き、そこに添えられたメッセージが忘れられません。
「あなたが復帰してくれないと、現場回らないよ~。今は何とか持ちこたえるから、早く元気になって!」
ツイッターにも書いたことがありますが、様々な人たちからの「言葉」に救われました。
励ましたり支えてくれる人がいることが救いになるのはもちろんんですが、
職場の人の言葉のように「頼られている」ということが、前を向くための鍵になる気がしますね!
詳しくお話ししていただき有難うございました( ^ω^ )
まとめ

今回は、離婚カウンセラーをされている「木村さん」の過去のサレ妻の経験や辛かった時の克服法を紹介させていただきました。
あまりに知らなかった事実が出過ぎたばっかりに、大変な経験をしましたね( ;∀;)
しかし支えてくれた周りの人が良い人過ぎる・・・。
これも木村さんの、人との関わり方が素晴らしかった結果でしょう( ^ω^ )
そして次回は、弁護士の選び方や慰謝料を多く取る秘訣、などについて語っていただいたので詳しくご紹介したいと思います!
最後までお読みいただきまして有難うございました!