前回インタビューさせていただいた、
現在離婚カウンセラーをされている木村祐美子(ようめい)さんの続きのお話
をまとめましたのでご紹介致します。
まだ前回の話を読んでいない方はこちらもどうぞ( ^ω^ )
離婚までの衝撃的な話をしていただきました。
問題が発覚後どう動くのかは多くの方が気になることだと思います。
弁護士の選び方や、慰謝料や再婚についても詳しく伺いました。
これから離婚を考えている方にとても参考になる内容になっていると思います。
是非最後まで読んでくださいね( ^ω^ )
Contents
慰謝料を多く取る方法や良い弁護士の選び方とは?

離婚を決めたとなると、悲しいことに最後はお金しかありません。
私も金額がいくらになるかの話だけになってすごく虚しくなりました。
でも感情を抑えるのには多くのお金を獲得することって結構重要なのです。
離婚後の生活もありますし、できるだけ多くのお金は欲しいですよね?
そのためには戦う仲間が重要になります。
多くの慰謝料を獲る方法や良い弁護士の選び方について聞いてみました!
多くの慰謝料を獲る方法ってある?
険悪な仲になり、離婚するとなると慰謝料問題が出てくると思いますが、ほとんどの方はより多くのお金を得たいと思います。
木村さんのブログでは、多くの慰謝料を獲得したと拝見しましたが、どうやって貰うことができたのですか?
これに関しては、私の弁護士が敏腕だったの一言につきます。
離婚専門ではなく、企業法務がメインの弁護士だったのですが、相手のプライドを上手にくすぐり(あなたの社会的地位ならこのくらいできるでしょう?っと)、彼がどれくらいの金額まで借金できる価値があるかを見極めていました。
やっぱり交渉が必要なので、多くの慰謝料をとなったら弁護士に依頼することは必須ですね。
しかし有能な弁護士さんです!
実際には、親が肩代わりしたことと思いますが、彼の年収や年齢で借金できるであろう金額を冷静に見ながら調停に臨んでくださいました。
皆さんもご承知のことと思いますが、こと慰謝料に関しては、裁判になると逆に下げられてしまいます。
裁判になってしまうと、一般的な金額にされてしまうので、結婚年数が短い人はどんどん不利になってしまいます。
「俺の法律知識をバカにするな!出るとこに出てやろうじゃないかっ!」と夫は言っていましたが、慰謝料を安くしたければ、夫は裁判にすべきでしたね。
釣り上げるところまで釣り上げ、裁判の一歩手前で収めるというのが秘訣だったのではないか?と思います。
ほんと有能な弁護士さんです(笑)
できるだけ裁判にせずに進めていくって大事ですね!
この交渉術はすごく参考になると思います!
有能で良い弁護士を選ぶ方法はある?
他の弁護士との比較をしていないので、選び方について語れるものはないのです。
普通の生活していたら弁護士に依頼することってほぼないですよね。
私も初めてでどうしたら良いのか分からなかったので、紹介してもらいました。
私は一発でいい弁護士に出会えましたが、
ピンとこない場合には何人か当たると良いと思います。
何にでも言えることですが信頼が、おけそうかが大事ですし、一度信頼すると決めた以上その弁護士を信頼することが大事だと思います。
すごく分かります( ;∀;)
私はちょっと信頼できなくて、悪い人ではありませんでしたが別の弁護士さんも当たればよかったと思っています。
私はいい先生だと思っていたので、知人が遺産相続で問題を抱えた時にこの先生を紹介したのですが、知人にとってはいい先生ではなかったようです。
知人は自分の要望(譲れない点や逆にそのためだったら譲歩していい点)をしっかり伝えていない様子でしたし、自分の希望通りの金額にならないことで、その先生は能無しと思っていた様子です(と後日知りました)。
慰謝料や養育費など争点はお金の話になると思いますが、これ以上争うことで被る不利益や、争いが続くことで精神的にどんどん疲弊もしていきます。
金額だけでなくそういった面まで配慮してくださる先生が良い弁護士だと思いますし、良い弁護士になってもらうためには、全幅の信頼を寄せて自分の要望をしっかりと伝えることが肝要かと思います。
選び方とちょっとずれた話になってすみません。
本当にそう思います。
私は弁護士との相性が悪くて(言った事をバッサバッサ切ってく)、相談にいくのも疲れてました(笑)
信頼が持てそうな弁護士に依頼することが一番大事ですね!
多くの慰謝料を獲得し、離婚した後の気持ちとは
良い弁護士に依頼し、多くの慰謝料も得た木村さんですが離婚直後どんな気持ちだったか伺いました。
離婚した後の気持ちが知りたい方は是非参考にしてください。
無事離婚したものの、複雑な気持ち
情けないの一言につきますね。
自分で選んだ相手なので、誰かに責任転嫁できるものではありません。
全て自分の責任。
なので、本当に情けなかったです。
それから、両親と弟には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
特に私は、離婚時に新たに戸籍を作らず親の戸籍に戻ってしまったので、両親と弟の戸籍に元夫の氏名が記載されることになってしまい、戸籍を汚すというのはこういうことなんだと、言葉の意味を痛感したものでした。
一方で清々しい気持ちがあったのも事実です。
離婚を決意してから一人暮らしをしていましたから、寂しいという感じはありませんでした。
調停にも半年以上掛かったので、やっと成立した!という達成感のようなものもありました。
例えるならリレー競争をしていて、かなり遅れてバトンを持った過去の私が走ってくる、バトンを交換するライン上にたっている離婚時の私は、そのバトンを受け取って、さあここからどう抜いていってやろうかと考えているという感じです。
私も離婚後は希望に溢れていました(笑)
もちろん辛い気持ちが0ではありませんが、それでも離婚前よりは全然スッキリしましたね!
再婚とサレ妻に今伝えたい事とは?

現在は再婚している木村さん。
再婚についてと辛いことを乗り越えた今、サレ妻に伝えたい事を伺いました。
再婚して幸せになった今、昔の結婚生活に思う事
再婚羨ましいです( ^ω^ )
幸せになった今、昔の結婚生活について思うことを聞かせてください。
全て幸せというわけではありませんよ(笑)
赤の他人が一緒に暮らすわけですから、いろいろとあります。
確かにそうですね(笑)
結婚にはお互いの思いやりがないと難しいですよね。
100点満点を目指すのではなく、及第点であればいいじゃないかという思いで過ごしています。
昔の結婚生活は合格ラインにはほど遠いものでした。
もちろん、二度とあのような目には遭いたくありません。
だからこそ「不倫をされない」を必須条件にし、同じく配偶者の不倫で離婚した今の夫と一緒になりました。
確かに、また同じことになったら辛すぎます・・・。
不倫しない夫を選ぶことって結構大事ですね。
不倫こそされないと思います。
その痛みを知っている者同士なので。
でも、別の問題が発生しないか?と言えばそれはあり得ます。
ただ一度失敗した者同士、簡単に離婚と考えずにこの関係を死が二人を分かつまでどうやって紡いでいくかを考えています。
そうですね。
同じ痛みを感じた同士、簡単に離婚しないで解決しようとする気持ちは、他の夫婦より大きいかもしれませんね。
今の夫も私に不満はたくさんあると思います。
私も今の夫に不満がないわけではありません。
ただ一度不合格になった者同士「今度は合格しよう!」と口には出しませんが、お互いがお互いの過去を糧にしていると思います。
少なくとも私はそうしているつもりです。
なるほど。
現状に甘えず感謝の気持ちを持っていくことって大事ですね。
参考になりました!
サレ妻になって悩んでいる人に伝えたい事とは?
最後に、現在もSNSではたくさんのサレ妻さんが苦しみ悩んでいます。
元サレ妻として悩んでいる人に伝えたいことはありますか?
思いっきり、泣いて騒いで自分を解放してください。
そして、どん底まで悩み尽くしてください。
中途半端な気持ちで離婚をしても後悔するでしょうし、中途半端な気持ちで再構築などできません。
覚悟を決めるということがとても大事だと思います。
ほんとそう思います。
再構築も離婚も本気で挑む必要がありますね。
簡単ではないけど・・・。
ただその「覚悟」ですが子供の為ではなく、
自分がどうしたいかを考えて欲しいと思います。
自分自身が幸せを感じられない人が、例え我が子と言えども、自分以外の他人を幸せにできるはずはありません。
また『子供の為に』と思えば思うほど子どもの負担になります。
子供は子供なりに、親が上手くいっていないことや、親が離婚したことを自分の人生に組み込み、そこからどうやって生きて行くかを考えるものです。
職業柄私の周りには、離婚して幸せになった人、再婚してステップファミリーになり幸せになった人、再構築が成功して幸せになった人がたくさんいらっしゃいます。
皆さんに共通して言えることは、覚悟を持てた人です。
悩んで悩んで悩み尽くして、経済的にどんなに苦労しようが、この子を我が手で守り抜く!と思うか、またサレるかもしれないけれど、それでもこの人が私には必要と思うか。
その結論は自分自身でしか出せません。
辛い作業ですしできれば一生経験したくない作業だと思います。
でも、今のパートナーとの結婚を決めたのは自分。
そこから逃げずに、自分の人生を自分自身の手で切り開いて行ってください!
本気で決めれば何があっても大丈夫。
幸せになるのも不幸になるのも、自分が決めるわけですね!
その為のコツなどありますか?
覚悟を決めるために役に立つのが、人に話を聞いてもらうことです。
人間は、人に話をする際に、自分の考えを脳内でまとめ上げていきます。
そして口に出して話すことで、更にその考えがブラッシュアップされ、決断を下す材料がどんどんと増えていきます。
家族、友人… 話せるお相手をたくさん得て、協力してもらってください。
話せるお相手がいない、全然違う視点の意見を取り入れたいという場合には、私どものようなカウンセラーを活用してくださいな。
確かに話を聞いてもらうことって大事ですね!
実体験から得た話なのですごく説得力がありました。
どう進んでいけば良いのか分からない方は、是非木村さんに相談してみてください( ^ω^ )
詳しく回答いただきまして本当に有り難うございました!
まとめ

いかがでしたか?
今回は、離婚カウンセラーをされている「木村さん」の過去の慰謝料や弁護士の選び方、再婚やサレ妻さんに伝えたい事を紹介させていただきました。
すごくリアルで参考になるお話をたくさんしていただきました。
本当に有り難うございます。
最後までお読みいただきまして有難うございました!