でも実際のところ、どれくらい効力があるのかな?
本記事では、このような疑問や悩みにお答えします!
- 不妊治療が決まった時から元夫は不倫開始
- 慰謝料以上の解決金をもらって離婚→ストレスフリーのシングルマザー
- サレ妻のメンタル回復について特に熟知しています
結婚前に誓約書を書く人がいますが、浮気や不倫をして誓約書を書かせることもできます。
今回は夫に浮気をされて再構築を考えている方に、
今後の夫婦関係の見直しのための『誓約書の効力』
についてご紹介します。
以下のような方に向けて書いていきました。
- 夫に浮気・不倫されて再構築を考えている人
- 再構築は何をしたらいいのか分からない人
信じていた夫に裏切られた・・・。
不倫発覚した時の気持ちは、言葉では言い表せないくらい辛く苦しい気持ちになります。
しかし、子供もいるし経済面でも離婚はできない。
夫も謝罪しているし、まだ夫への愛はある。
怒りはあるものの、すぐ離婚はせずに再構築を選ぶ方が多いと思います。
ただ、再構築といっても何をしたらいいのか分からない。
夫の全ての行動をチェックさせてもらっても、不安が消えるわけではないと思います。
また、もし再度不倫されていたらと思うと不安で仕方ない。
再構築を決めたサレ妻は、怒りと同時に恐怖さえも感じてしまいますよね?
そんな時にお勧めなのが、今回ご紹介する「誓約書」です。
浮気・不倫した夫に様々な取り決めをすることで、不倫の予防にもなり破った場合の罰則も与える事ができるのです。
- ただどれくらい効力があるのか?
- 何を書かせればいいのか?
など疑問も多いと思いますので、詳しくご紹介していきます。
Contents
浮気夫には再構築の際に誓約書を書かせよう!

誓約書は、再構築の際に一番堪える「メンタル」を和らげてくれます。
私もしっかり調べて書かせればよかった・・・と後悔しております。
再構築をした方には今からでも遅くありません。
是非書いてもらいましょう!
浮気・不倫した場合の誓約書の効力はどれくらい?
離婚はしたくない・再構築したいと願う人にお勧めの「誓約書」ですが、どれくらいの法的効力があるのか気になりますよね?
ここでの誓約書は、夫に浮気の事実を認めさせ、浮気相手との関係を終わらせることを約束させる書類になり、一定の範囲の法的効力があります。
2度と浮気はさせない法的効力はあるのか?
誓約書に書く内容として、「2度と浮気はしない」事は欠かせませんね。
この誓いはどれくらい法的効力があると思いますか?
たとえば、
「私は二度と●●さんと浮気しません。」
「今後浮気して裏切る事はしません。」
と書いたとします。
実はこれは、法律的にはあまり意味がない・重要ではないと言われています。
なぜなら、夫婦はそもそも法律で浮気をしないということが定められているからです。
ただ効力はなくても、これは書いてもらいましょう。
書く事でシタ側の心理的に浮気・不倫の再発予防になるからです。
再度浮気したら罰金を払わせる法的効力はあるのか?
では、再度浮気して誓約書の決まりを破った場合に、罰金を払わせる効力はあるのでしょうか?
そもそも再度浮気をした場合は、法律上損害賠償の請求の対象になります。
そのため、誓約書の有無にかかわらず、浮気をした場合損害賠償請求(慰謝料請求)をすることは可能なのです。
ここで忘れないでいただきたいのが、誓約書には具体的な金額も記入する事。
例えば「浮気したら200万円をパートナーに払う」という取り決めをすれば、精神的苦痛の程度を立証しなくとも、合意した金額で賠償するよう求めることが可能になります。
しかし誓約書で罰金の合意をしていない場合、慰謝料額は夫婦の婚姻期間や不倫をしていた年数など、総合的に考慮して妥当な範囲で金額が決められてしまいます。
この時に誓約書に金額まで書いてあれば、提示した額の慰謝料をもらう事が可能です。
ただここで注意が必要なのが、「浮気したら1億円を払う」といった明らかに払うことができない金額の場合は認められませんので、必ずもらえそうな妥当な金額にしておきましょう。
浮気した夫に誓約書を書かせるメリット
法的効力があまりないように感じる「誓約書」ですが、非常にメリットがあると思います。
サレ妻的に一番怖いのが「また浮気されるんじゃないか」と思ってしまうことです。
1度でも辛くて苦しいのに、2度もされるなんて耐えられない!と思ってしまいますよね?
しかし誓約書を書かせると、心理的に「破ったらまずいことになる」という気持ちを植え付けることができます。
また、書かせることで大事になったと反省させることも可能です。
書かせことでサレ妻の精神的な苦痛も和らぎますし、もし破ったとしたら「誓約書まで書かせたのに破るなんて、もう手に負えない」とあっさり離婚に踏ん切りがつけるのではないでしょうか。
以上のことから、誓約書を書くことをお勧めします。
浮気の再構築の際に誓約書に書くべき内容とは

浮気の再発防止に役立ちそうな「誓約書」ですが、何を書いたらいいのか分からないですよね?
これ書いておいたほうがいいよ!というものを詳しく解説していきます。
1、浮気をした事実を認めさせる内容
浮気する人は自分が悪いと思っても逃げる傾向にあります。
文章にすることで、自分が何をやって誓約書を書かされることになってしまったのか反省させることができます。
具体的な内容を書いてもらいましょう。
- いつから始まったのか
- どこで浮気をしていたのか
- 浮気相手は誰なのか
- 何回浮気をしたのか
- どんな内容の浮気だったのか
細かくとにかく細かく、書いてもらいましょう。
他にもこれは入れたい!という内容があればここで入れておきましょう。
2、浮気をしたことへの謝罪
浮気すると、きちんと謝る人もいれば、謝らない人もいます。
浮気をして裏切った行為をもっと反省させるために、ここでは文章で謝罪をさせます。
謝罪をきちんと残すことで、サレたほうも納得できますしシタ側もより、反省させることができるのです。
3、浮気•不倫相手との接触禁止
浮気•不倫相手との関係を解消し、今後は二度と浮気や不倫を行わないことを約束してもらう記載も必要となります。
誓約書において禁止する内容は、
- 肉体関係(性交渉)
- 2人で会うこと
- 電話をする
- メールをする
- LINEをする
など、あらゆる手段によっても連絡をとらず、接触しないことを誓ってもらうようにしましょう。
まだ携帯などに不倫相手の連絡先が入っている場合には、目の前で削除してもらうことを誓約書に記載する場合もあります。
また、不倫相手が職場の同僚や上司などである場合、「接触しない」「会わない」という約束が難しい場合であっても、「業務上必要のある場合を除き、接触しない。」と記載することにより、プライベートな接触をさせないような誓約書にすることも可能です。
4、不倫以外の禁止事項
婚姻関係を結んだ時点で、不貞行為が許されないのは当然のことです。
ここでは、浮気防止のための禁止行為を記載することで浮気や不倫を未然に防ぐことができます。
例えば、
- 異性と無駄な連絡は取り合わない
- 疑われるような行動はしない
など、浮気防止になりそうな事を記載します。
ただし、「全く異性と話してはいけない」「異性と連絡は一切禁止」などの過度な取り決めはできないそうです。
例え記載しても法的な効力としては認められない可能性が高いです。
お互いが納得できる内容で決めていきましょう。
5、違反した場合の慰謝料の内容
もし破って浮気・不倫をした場合の慰謝料の金額を記載します。
ここでは具体的で現実的な金額を書く必要があるので、間違っても「1億円!」などと書かないようにしてください。
6、違反して離婚する場合の養育費や親権・財産分与の内容
違反して離婚になった場合の決め事も詳しく記載します。
内容は、
- 子供の養育費
- 子供の親権
- 財産分与
できるだけ詳しく書くことが大切です。
浮気防止のための誓約書なのに、離婚した場合の詳しい内容まで書かなければいけないのは気が引けると思います。
しかし、詳しく書くことによって、パートナーに「次、もし浮気したら本当に離婚になって取り返しがつかないことになってしまう」と思わせることができ、あなたの本気度が伝わります。
離婚を言い出すような人は現実が見えていないで、不倫をして離婚を突き付けたりします。
現実的には離婚すると莫大なお金が動いて、子供とは離れてしまい失うものも多いのです。
詳しく書く事で、結果的に浮気防止に強い味方になりますので、しっかりと記載しましょう!
ただし、親権の有無、財産分与の方法、養育費の有無について誓約書で定めても、必ずしもそのとおりの内容が実現されるわけではありませんので、過度な金額を書いても認められないので注意しましょう。
誓約書について深く理解できたところで早速実践していきましょう!
具体的な誓約書の書き方などをまとめた「浮気の誓約書は手書きでも効力あり?例文と注意点を全てまとめました!」の記事にも目を通してもらえたら今すぐにでも書けるはずです。

浮気の再構築には誓約書が効果あり!

いかがでしたか?
最後に確認しておきましょう!
- 浮気・不倫した夫には誓約書を書かせる事で、浮気や不倫の予防になり、サレ妻の精神的不安が劇的に解消される。
- 不倫夫には誓約書を書く事で、心理的に次は不貞行為しずらくなる。
- 誓約書には、浮気を認める内容から離婚の内容まで抜かりなく記載する。
私も初めの再構築の時に、誓約書を書いてもらえば良かったです。
急にこんなに詳しく書いてある書類を出されたらびっくりしちゃいますね。
誓約書は再構築に苦しむサレ妻の味方です。
絶対に書いてもらうようにしましょう!